パックラフトの構造と設計に関するうんちくをまとめています。全てを満足させるパックラフトは存在せず、素材や構造、大きさなどの要素の組み合わせによって、概ねの舟のキャラクターが決まってきます。 自分自身がパックラフトで何をしたいのか、それに合わせてどんな構造が必要なのか、その設計の場合どんな弱点があるのかなどを把握する事で、実際にパックラフトをご購入頂いた際の失敗が少ないと思われます。
ここでは、皆様の最初の一艇を選ぶ際のヒントを綴っていきます。
オープンデッキとスプレーデッキ
デッキ、すなわちパックラフトの甲板部分が形成されているものとそうでないものがあります。その特性の違いについてをまとめています。
フラットボトムとセルフベイラー
パックラフトの船底の構造についてです。セルフベイラー(自動排水機構)の有無による特性の違いについてまとめています。
低重心化による安定性の向上
人間が着座する位置によって重心が変わり、安定性が著しく変化します。山童では低重心になる構造と仕組みを取り入れています。
生地の厚さとパックラフトの特徴
生地の厚さによって強度と重量が大きく変わります。強くすれば重くなる。軽くすれば弱くなる。バランスがとても重要です。
ロッカーの入りによる特性の変化
バウとスターンの反り上がりの有無でパックラフトの特性が大きく変わります。ロッカーのメリット、デメリットを理解しましょう。
パックラフトの前後荷重配分比
舟の前後荷重配分比は極めて重要です。この写真の様な後傾状態では不安定で非効率な舟となります。 山童では徹底的に拘っています!
空気圧変動と空気圧管理の重要性
空気は温度によってその膨張率が大きく変化します。適切な空気圧を保つ事が、安全にも製品保護にも欠かせません。
前後にスケグを取り付ける利点
パックラフトの直進性を大きく向上させるフィンです。山童では前後に取り付ける機構にしています。 著しく直進性が上がります!!
パックラフトと一体化
パックラフトと一体化する上で重要な、サイブレイス、フットレスト、バックレストについてまとめています。